日々のこと

アーノルド・ローベル


アメリカの絵本作家、アーノルド・ローベルの仕事をまとめた本を買った。


これがもう素晴らしいのなんのって。


そもそも彼を知ったのは、こどもが使っている小学校の国語の教科書だった。

「おてがみ」というがまがえるとかえるのお話だ。



私はこのお話が大好きで、教科書のこのお話を何回も読み、絵を眺めた。

おそらくこどもよりも多く読んだ。



絵を描くことが心底好きで、生涯をそれに費やしたローベル。

彼の仕事に対する姿勢や思いが書かれており、とても感銘を受けた。

残念ながら私は移り気で、絵を描くこと以外にも好きなことがたくさんある。



ひとつのことに集中が続かないのでローベルのようにはなれそうもないが、この本を手に取ったことで「絵が好き(見るのも描くのも)」という確かな気持ちが自分の中にあることを再確認したような気がする。