本屋に行くと、気になる本が多すぎて頭の中が渋滞をおこす。
それが、画材屋でも起きた。
目的は水彩絵の具。
時間もないし必要なものだけ買って帰るつもりだ。
今回はこの色とこの色、よし決めた。
あ、スケッチブックも欲しかったんだ。
裏写りのしないヤツね。
とりあえずいちばん安いのでいいや。
布用マーカーなんてあるんだ。
粘土でこんなものも作れるんだ。
この人油絵の画家さん?もしかしたら美術の先生?趣味で水彩を描いているとか?
平日の午前中でもそこそこ人がいるから、あちこち目移り。
モノへの興味と、そのモノを買いに来ている人への興味と。
やっと会計を終えて出口へ向かうも、今度は陳列されたおびただしい数の文房具に目を奪われ…
ペンケースだけでいくつあるの?
ファイルもボールペンも、こんなにあってどうするの?
右を見ても左を見てもとにかく溢れてる。
多ければいいってもんでもないわね、なんて偉そうに心で思ったり。